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砂糖は有害というのは嘘か本当か?

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砂糖は有害というのは嘘なのか本当なのか疑問に思われている人も多いのではないでしょうか。

先日、報道でも流れていましたが、アメリカの研究者の調査で砂糖の取り過ぎの有害性についての指摘に対して、アメリカの砂糖業界が調査を打ち切り結果を50年間封印してきたというニュースがありました。

この事件は50年ほど昔の話だそうです。今日はこの報道の経緯と砂糖の有害性について、簡単にではありますが考察していみたいと思います。

 

 砂糖は有害というのは嘘か本当か?

このサイトでは癌を中心に記事を掲載しています。砂糖ががんを増やす可能性をこのサイトでも私は語ってきました。

今回一部報道で発表されていたのは砂糖の摂りすぎについての調査を50年ほど前にアメリカでなされていた話です。

アメリカの科学誌『プロス・バイオロジー』(電子版)によると、アメリカの砂糖業界が利益を保持するために、業界に不利益になる調査を50年に渡り封印してきたという報道が流れました。

砂糖の有害性を示す論文の中身は?

この報道の詳細は以下の内容で報道されていました。

論文によると、でんぷんの炭水化物に比べ、砂糖は心臓に有害だとする研究発表が1960年代に出始めた。懸念した財団幹部が68年、英バーミンガム大の研究者に資金提供して、ラットで影響を調べたところ、砂糖の主成分のショ糖を与えると、動脈硬化と膀胱(ぼうこう)がんにかかわる酵素が多く作られることが分かった。腸内細菌の代謝により、コレステロール中性脂肪ができることも確認できそうだった。

 研究者は確証を得るため、研究の延長を求めたが、財団は資金を打ち切り、成果は公表されなかったという。70年の内部報告で、当時の幹部は「研究は業界にとって有益で意義のある情報を引き出すべきだ」と述べ、有害性を示唆した研究の価値は「無」だとしている。

 引用元:朝日新聞DIGITAL

要訳すると、ラットの実験では「砂糖の主成分のショ糖を与えると、動脈硬化と膀胱がんに関わる酵素が多く作られる」とあります。

また「コレステロール中性脂肪」も増えることも書かれているようです。

まあ、現代から見ると極々当たり前の事が書かれているわけですが、ここでこの一件から認識すべき事は2つあります。

1)業界は自分達に不利になる情報は流さない。

この2点がポイントになるのではないでしょうか。業界は不利益になる情報は流さない場合や、場合によっては不利益になりそうな情報を、別の報道や情報で操作してくる場合もあります。

その点はあらかじめ想定をしておくべきでしょう。そのためにも自分で詳細を調べることが必要です。

2)アメリカの話は砂糖を「摂りすぎた」場合の話である。

そして砂糖の有害性に関しては、アメリカの話ではあくまで砂糖の取りすぎた場合の話です。このサイトでも散々述べてきていますが、全てはバランスです。どんな物でも食べ過ぎれば体に悪いのは当たり前です。

がん患者は砂糖には注意が必要

砂糖は有害かどうなのか?という疑問に関して、巷ではしばしば論争がありますが、それはケース・バイ・ケースです。癌に関して言えば、ブドウ糖はがん細胞の大好きなエサというのが今のところは定説となっていますので、がん患者さんは必要最小限に控えるべきです。がんに関しては糖質には特に慎重であるべきです。

しかし現在健康体を維持されている人であれば、砂糖は適量(度が過ぎない程度)を食べていることに関しては、物凄く有害であるとまでは私は思いません。

スイーツやジュースなどの部類は血糖値を急上昇させてしまいますので、週に1回程度食べる、もしくは三時のおやつにチョコレートを少し食べる程度なら問題は皆無でしょう。それよりは食事での炭水化物の割合が5割を超えるような人は血糖が高いでしょうからよほど注意が必要です。

炭水化物から生成されるブドウ糖はがんの大好物です。がん細胞は正常細胞の8倍程度、ブドウ糖を必要とします。正確にはがん細胞は燃費が悪いのです。細胞を維持するために大量のブドウ糖が必要なのです。

体内にブドウ糖が多ければ多いほど、がんが増えやすい環境を自ら作ってしまうのです。がんで治療中の方はお米や麺類よりは、免疫力に必要なタンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラル、EPA(エンコサペンタエン酸)に気を使いましょう。

炭水化物はがん治療には悪影響の可能性が高いです。(この件に関しては後日某病院の症例を参考に考察してみたいとおもいます。)

肉体労働、運動、もしくはそれに準ずる徒歩通勤や家事をされている人であれば少々の糖質などは消費してしまいます。例外として遺伝で糖尿病家系の場合はきめ細やかな血糖の調整が必須です。

そしてストレスを溜めないことが健康管理には非常に重要なことです。ストレスは食生活の乱れ、血糖値の乱れ、免疫力の低下に重大な影響をもたらします。病院もストレスケアに関しては、治療(ビジネス)にはならないのでノータッチです。

病気の改善、予防はトータルバランスが必要です。今一度自分の食生活、運動、睡眠、体温、ストレス、自分のメンタルなどのバランスを確認しましょう。

  • 食生活はバランス良く食べているか。
  • 運動は適度にしているか。
  • 睡眠はとれているか。
  • 体温は36度以下で低くなっていないか。
  • ストレスを溜めていないか。

バランスが崩れている部分を改善できれば改善し、それが難しい場合は他の要素で補いましょう。食事が不規則なら適切なサプリメントで補ったり、運動が足りないなら、その分ストレスを溜めないようにしたり食事に気を使うなど。

ここまで極々当たり前の話になってしまいました。地味ですがやはり健康管理の基本ですので、しっかりと踏まえておきましょう。

まとめ

  • 砂糖が有害なのは嘘か本当かはケースバイケース。
  • 砂糖は有害かどうかは過度に摂取すれば当然有害。
  • がん患者さんは糖質は控えた方が良い。
  • 食べ物だけで全てを補おうとしない。健康はトータルバランス。
  • 砂糖を食べた場合は、運動で血糖を下げてバランスを取ることができる。

砂糖とは直接関係ありませんが、可能であれば栄養解析プログラムなどで自分の栄養状態を検査しておくことをおすすめします。

自分の体の状態を科学的に知ることで、今の自分の生活スタイルはどのような影響が体に出ているのかを理解することができます。

栄養解析プログラムに関しては次の記事が参考になります。

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